火災保険はいつまでに入るの?もう悩まない!加入のタイミングを解説

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家を購入したけど火災保険はいつまでに加入しれば大丈夫?
どのタイミングで火災保険に入る準備をすればよい?
住宅ローン会社から勧められた火災保険に入れば間違いない?

初めて家を購入したときに、いつまでに火災保険の加入手続きを済ませておけばよいか、と気になる方も多いと思います。

私も自身で家を購入したときに、フラット35を利用していたため、火災保険の加入するタイミングについては慎重に進めていました。

その結果、家の引き渡し日と同じ日に火災保険の始期日を合わせることができました。

とくに住宅ローンを組む人は、火災保険に加入することを条件にしているところが多いです。
ただし、手続きが分からないからと住宅ローン会社が勧める火災保険に加入してしまうと、火災保険料が高くつくことも。

私も住宅ローン会社で火災保険を勧められましたが、自分自身で最適な火災保険を選び加入することで、火災保険料を抑えつつ、住宅ローンも組むことができました。

この記事では、「いつまでに火災保険に加入すればよいのか分からない」という人に、ベストな火災保険の加入日や手続きを始めるタイミングについて、わかりやすくお伝えします。

また本記事を最後まで読むことで、損をしないための火災保険の選び方についても知ることができるので、ぜひ最後までお読みください。

この記事の目次

火災保険は家の引渡日よりも前に申込みをする

火災保険は家の引渡日よりも前に申込みをする

家を購入して住宅メーカーから鍵を渡される日(引渡日)を迎えると、家の所有権が住宅メーカーからあなたへ引き継がれます。

つまり引渡日後に災害等で家に損害が起きた場合、その修理負担はあなたになるわけです。

したがって、火災保険の加入手続きや申込みは、家の引渡日前に済ませておかなければなりません。

そのため、住宅メーカーから引渡予定日の報告があれば、火災保険の申込手続きが可能です。

火災保険に加入するタイミングは遅くても引渡日から2週間前に完了させる

火災保険に加入するタイミングは遅くても引渡日から2週間前に完了させる

火災保険は申込から証券発行まで最短でも2週間ほど時間を要します。
※火災保険会社によって発行日数が異なるため事前に確認しておきましょう

そのため、住宅メーカーから引渡日の報告を受けたら、すぐに申込手続きでできるよう、事前にどこの火災保険に加入するか決めておくと手続きがスムーズです。

住む地域や周辺環境などを調査して災害に対するリスクを把握する

住む地域や周辺環境などを調査して災害に対するリスクを把握する

火災保険を選ぶ前に、住む地域環境や家の構造、ライフスタイルなどから災害に対してどのようなリスクが発生するか整理することが大切です。

ハザードマップで災害リスクを調べたり、これから建てる家の耐久性、そして今後のライフプランなどから、どの程度保険料が支払えるのか確認しましょう。

火災保険を比較して相見積もりをとる

火災保険を比較して相見積もりをとる

リスクの整理が終わったら、火災保険を選ぶ段階に入ります。

まずリスクに対して各火災保険の補償内容を調べて、必要な補償を選択します。

また火災保険によっては特約や割引などがありますので、そこもきちんと調べておきましょう。

それぞれ調べ終わったら、気になる火災保険を複数選び、それぞれ同じ条件同じ補償で見積書を作成してもらいます。
※見積書の作成で無料でしてもらえます

各火災保険の見積書が届いたら、それぞれの補償内容と特約、割引などきちんと確認した上で、保険料の比較に入ります。

あとは保険料が安く、あなたに最適な火災保険を選択するだけです。

火災保険の申込し手続きをおこなう

火災保険の申込し手続きをおこなう

火災保険が決まったら、あとは加入手続きをするだけです。

火災保険を申し込む際、保険始期日を記入する必要があります。保険始期日は家の引渡日に揃えるようにしましょう。

なぜなら、引渡日当日から家の所有権が住宅メーカーからあなたへ移るからです。

住宅ローンを利用する場合は融資実行日または引渡日

住宅ローンを利用する場合の始期日は、「融資実行日」と「引渡日」のいずれか早いほうになります。

住宅ローンを融資する金融機関によっては、火災保険に加入したときの申込書のコピーが必要になることも。

どのタイミングで火災保険の加入が必要か、事前に金融機関に確認するようにしましょう。

火災保険を相見積もりするなら一括見積もりサービスを利用すると楽

火災保険を相見積もりするなら一括見積もりサービスを利用すると楽

火災保険の見積書依頼は、それぞれの火災保険サイト上または直属の保険代理店経由で作成依頼を行います。

火災保険の保険料を算出するには、住む地域や建物構造、広さなど数々の情報を記入する必要があります。

毎回同じことを繰り返すのは効率が悪いため、複数社まとめて見積書の依頼ができる「火災保険一括見積もりサービス」を利用するのがお勧めです。

私も「火災保険一括見積もりサービス」を活用し、複数の火災保険から見積書のデータが送られてきました。中には依頼した翌日に見積書データを送ってくれた火災保険もあったので大変便利でした。

引越業者の一括見積もりとは異なり、各社から営業電話もなかったので、仕事や育児などで忙しい人は「火災保険一括見積もりサービス」を利用するのもよいでしょう。

この記事を書いた人

たなかはじめのアバター たなかはじめ 2級ファイナンシャル・プランニング技能士

2級ファイナンシャル・プランニング技能士
・保険代理店にて各種保険サイトの運営管理を5年間従事
・平成24年10月:3級ファイナンシャル・プランニング技能士取得
・平成25年7月:2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得

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