車庫・物置・門・塀などは火災保険の補償範囲に含まれるの?

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火災保険は「建物」と「家財」を補償対象とした保険です。

では、建物の外にある車庫や物置などは火災保険で補償されるのかどうか気になる方も多いはずです。

ここでは、建物の外にある車庫・物置・門・塀などの補償についてお伝えします。

この記事の目次

火災保険の補償範囲

火災保険では、建物や家財のみだけでなく、建物付属物も対象となります。

建物付属物は、建物に付属している建造物で代表的なものとして次のようなものがあげられます。

  • 物干し屋根
  • 車庫(ガレージ)
  • 物置

これらの対象範囲は、火災保険会社によって内容が異なるので確認するようにしましょう。

通常は火災保険の契約書内に、上記の建物付属物が保険対象として含まれているか記載されています。

ほとんどの火災保険では、車庫・物置・門・塀なども火災保険の補償範囲に含まれるのが一般的なので安心してください。

基礎工事部分も補償範囲に含めることができる

一戸建て住宅の土台となっている基礎工事部分の取り扱いは火災保険会社によってことなってくるので、契約前に確認してください。

基礎工事部分に関しては不要と考える方もいます。

補償範囲には正解がないので、どこまで補償範囲を含めれば安心できるか、または自己負担できるかで決まると思います。

大きな災害を受けて建て替えが必要な場合、基礎部分にも損傷を受けていることが多いので、しっかりと補償を受けたい方は、基礎工事部分も補償範囲に含めるようにしましょう。

リフォームした場合は注意が必要

火災保険を長期契約で加入し、契約期間中にあとから車庫や塀など追加した場合は注意が必要です。

新しく車庫や塀などを作った場合は、実際の契約内容とのズレが生じてしまいます。

そんな時に火災などが起きてしまい損害が出てしまうと、保険金を受け取れなくなる可能性もあります。

状況が変わったのであれば、きちんと保険会社に連絡をして対処してもらうようにしましょう。

まとめ

門や塀といった付属物は建物自体と比べると費用はかかっていないかもしれませんが、損害が生じれば大きな損失となります。

火災保険に加入する際は、きちんと建物付属物が補償されることを事前に確認するようにしましょう。

この記事を書いた人

たなかはじめのアバター たなかはじめ 2級ファイナンシャル・プランニング技能士

2級ファイナンシャル・プランニング技能士
・保険代理店にて各種保険サイトの運営管理を5年間従事
・平成24年10月:3級ファイナンシャル・プランニング技能士取得
・平成25年7月:2級ファイナンシャル・プランニング技能士取得

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