最近、竜巻による被害がニュースなどで取り上げられているため、火災保険の補償対象に竜巻被害も含まれるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
一見、火災保険は火事による損害を補償する保険というイメージが強いため、これ以外で受けた損害は含まれないと思っている人は多いですが、そんなことはありません。
火災保険の竜巻被補償について
火災保険で補償されるのは、火災はもちろん、落雷、破裂、爆風、風災、ひょう災、雪災、消防による水漏れなどといったケースです。
風災というのは、強風による災害のことを指しており、竜巻はこの風災に当てはまるため、火災保険の補償対象内といえます。
竜巻被害は火災保険の補償対象外という印象が強いですが、このようにしっかりと補償に含まれているので、万が一竜巻によって損害を受けた場合は保険会社に連絡にしてください。
また、加入している火災保険の種類によっては、台風による洪水なども補償対象内になっているものもあるので、自分がどのような内容の保険に加入しているのか分からない人は、一度保険会社に確認をしてみましょう。
地震による補償は対象外
そして、気をつけていただきたいのが、火災保険では地震による損害の補償は対象外になっているということです。
火災保険は地震による損害もしてくれると思っている人が多いですが、実はそうではなく、地震保険と火災保険は別になっているのです。
例えば、地震が原因で火事が起きた時は地震保険によってしか補償されないので、火災保険だけでは補償してもらないのです。
そのため、地震が原因による損害を補償したい場合は、地震保険に加入する必要があるので、気をつけてください。
竜巻被害を風災などとひとくくりしている火災保険の約款が多いため、どのような損害まで補償してくれるのかいまいち理解していない契約者もいるでしょう。
理解が不十分な状態のままだともし何かあった場合にすぐに対応することができないため、万が一のことが起きる前にしっかりと気になることは保険会社に問い合わせてください。
まとめ
築5年以上の一戸建て住宅に住んでおり、火災保険に加入している人は、すでに自然災害の被害を受け損害があることもあります。
その場合、保険金を貰いそびれている可能性があります。
きちんと家を調査することで、火災保険金を受け取れるか判断することも可能です。